すでにできてしまったシミでも、化粧品で改善する可能性があります。
化粧品で改善が期待できるシミは、表皮にできたものです。
真皮にできたシミは化粧品でのケアが難しいので、皮膚科に相談をしましょう。
では、どのような化粧品がシミの改善に役立つのでしょうか。
美白成分にもいろいろあるのですが、厚生労働省が認可した薬用美白成分を配合したものを選びましょう。
薬用美白成分には2つのタイプがあります。
一つはすでにできてしまったシミを薄くする働きと、シミを予防する働きを持つものです。
もう一つはシミを予防する働きを持つものです。
すでにできてしまったシミをケアするには、前者を配合した化粧品を選びましょう。
このような成分には、ビタミンC誘導体とハイドロキノンがあります。
ビタミンC誘導体は、低刺激で浸透力が高い成分です。
メラニンの生成を抑制してシミを予防する、メラニンを還元してシミを薄くする、コラーゲンの生成を促すなどの働きがあります。
ハイドロキノンはお肌の漂白剤とも言われる成分です。
刺激がある成分で使い方を誤ると肌トラブルを招くことがあるので、化粧品にも配合されているのですが、皮膚科で処方してもらって医師の指示に従って使用をすると安心できます。
ただし、皮膚科で処方されるハイドロキノン軟膏等は、効果が高い分副作用のリスクが高くなりますので使用する際には注意が必要になります。
ハイドロキノン配合の化粧品で消えない頑固なシミを消すには、まずは皮膚科に相談する前に市販のシミを消す薬をおすすめします。
ハイドロキノン配合の化粧品が効果があるのは、あくまでも皮膚表面にあるシミで、真皮層にまで達しているシミには効果を発揮しません。
しかし、シミを消す飲み薬でしたら、体の内側から真皮層にあるシミの原因に直接アプローチしますので、なかなか消えない頑固なシミも消すことができるのです。
これでもシミが消えない場合は、皮膚科に相談して「レーザー治療」を受けるしか方法はありません。
ハイドロキノン軟膏は扱いが難しく、返ってシミを濃くしてしまう可能性もありますので、シミを消したい方はまずはシミの飲み薬をおすすめします。
シミの飲み薬の効果や副作用については、こちらの「http://shimikesukusuri.com/」でとても詳しく解説されていますので、興味のある肩は一度チェックしてみてください。